2022年7月19日

第9回あかつき祭ポスターデザイン&制作の様子をご紹介!

ごきげんよう。

瀧野川女子学園高等学校 美術部です。



今年も本校の一大イベントである、『あかつき祭 』 が9月24日(土)、25日(日)に開催されます!



今年もあかつき祭のメインコンセプトとなるポスターデザインは美術部が担当しました!


今回のあかつき祭のテーマである  「我ら乙女、無限大」  からイメージを広げ、部員全員でポスターを制作をしました。


この記事では、部員たちの制作の様子や決定した今年度のあかつき祭ポスターデザイン、

また、デザインに込められた思いをご紹介いたします!

















今回は学校からのサポートで、昨年よりも部活の活動を増やすことが出来たこともあり、お互いの作品に対して部員同士で意見を出し合ったり、先生やOGの先輩方からは、制作の進め方についてサポートしていただきたながら、作品を仕上げることができました。




「我ら乙女、無限大」というテーマは今年で5度目となりますが、毎年様々な思いや発想が部員から出るので、最初のアイデア出しの時はそれぞれの考えをデザインと共に聞くことができ、とても面白かったです。




あかつき祭のポスターは毎年、校長・副校長先生の厳正な審査により決定します。


部員それぞれのポスターに制作者の思いが込められたコメントを添えて教室に設営し、デザインコンペを開催しました。



部員全員のポスターをご覧になった副校長先生より、今年度のデザインはクオリティの高いものが多かったとお褒めの言葉をいただくことができました。



デザインコンペ会場の設営の様子や部員たちが描いたポスターデザインは近日中に動画を公開する予定です!

お楽しみに…😆


また、あかつき祭当日には部員全員のポスターデザイン原画を展示します!



そして、コンペの末…

こちらのデザインに決定しました!✨

















作者コメント 》

    

 天気は、その時で光や暖かさが変化していく。


  それに人々は影響を受けている。 当たり前のように感じるそれも、


 ときに人々が想像できないほどの形となって、大きな感動をみんなに与える。


 そんな自然の生み出す感動のように、本校の生徒たちが持っている


 いっぱいのエネルギーと、そこから生まれる無限大の可能性を表現しました。


美術部  高校 3   髙嶋 美来









《 デザインに込められた思い 》



天気には色々な表情があり、晴れや曇り、雨などの天気は、気温や湿度などの様々な要素によって構成され、日々、目まぐるしく移り変わっていきます。


それと同じように互いに影響し合い変化していく本校の生徒たちは、環境によって異なる経験をしていたり、それぞれがその人にしかない個性を持っています。


一人一人が違うからこそ、ひとつになった時により大きなかたちとなり、その可能性が広がっていきます。



私たちが生活する中で、晴れの日のように良い方向に行く時もあれば、雨の日のように思うように進まず苦戦する時もあります。


しかし、雨が降った後には虹がかかり、空を覆い尽くしていた雲に光が差し込むのです。


そんな、日常の中にある奇跡や感動を、あかつき祭に来てくださった方にも感じていただきたいという思いが、このデザインに込められています。






私たちはこれからあかつき祭までの期間、デザインコンセプトをもとに企画の立案や学内装飾、作品を制作し、一貫性を持たせたデザインを学園全体に広げていきます。



部員たちの自由な発想を大事にし、来てくださった方を楽しませることができるような仕掛けを準備していきたいと思います!


当日に向けての準備風景についてはこちらの2022年度あかつき祭特設サイトにて随時更新しますので、ぜひご覧ください!


https://www.takinogawa.ed.jp/akatsuki2022/



天気が起こす感動と無限大の可能性を私たちで実現するという気持ちで取り組んでまいりますので、ぜひ楽しみにしていてください!




 

2022年7月3日

体験入学 2022 〜美術の時間〜

ごきげんよう。

瀧野川女子学園高等学校 美術部です。


最近日差しが強くなってきましたが、私たちは暑さに負けず日々気合いを入れて頑張っています💪

合唱コンクールも開催され、いよいよ期末テストが近づいています…!


さて、6月25日(土)に本学園のイベント、体験入学が開催されました!










体験入学とは、私たち生徒が過ごしている学園生活のスタイルを身近に感じ、体験していただけるイベントとなっています。


今回は午前に授業体験、午後にはクラブ体験を行い、計12名の受講生の方々にお越しいただきました!



それでは、体験入学の様子をお届けします!







~授業体験「音楽から連想を」~



午前の体験授業では、小学3〜4年生を対象とした「音楽から連想を」という体験を行いました!



色々な音、音楽を聴きながら色遊びをします。

音楽を聴いて感じた色や形を、様々な画材や手を使い、点・線・面の自由な描き方で音を奏でていきます。










水が流れる音や机を叩く音、靴の音などの日常に溢れる音や、リズムの良い音楽を聴き、感じるままに紙に伝えていくのが大切です。


初めは少し緊張していた受講生も、徐々に聴こえてくる音を体で感じてノリノリになって、時には目を閉じて描いたり、音楽から生まれたものを直感的に紙に伝えていました。


今回はB2の大きなケントボードを使用しましたが、みなさん紙が足りなくなるほど元気いっぱいに描いていて、一人一人の個性が感じられるエネルギッシュな作品を作り出していました!



最初に絵はこう描くべきだという、決まりきったやり方を見せるのではなく、

絵を描いていく中で自分で自分だけの答えを発見させるというのが、この授業のねらいでもあります。

私たちもつい、スタンダードなやり方を調べて、その通りにやってしまうことがありますが、正しいやり方はなく、自分で探して見つけたやり方が正解なのだと、この授業で改めて学びました。







〜クラブ体験「モチーフデッサン」〜



そして午後には、美術部のクラブ体験「モチーフデッサン」を行いました。



教室内にイーゼルを立てて囲み、描くのが楽しくなるようなさまざまなモチーフを、好きな画材を使い部員と一緒にデッサンします。










普段の授業やゼミでは鉛筆や木炭などの単色でデッサンをすることが多いですが、

今回の体験入学は小学校低学年の受講生向けに、自然と描いている画面が明るく楽しい雰囲気になるよう、いつもデッサンで使っている球体、立方体、円柱などの幾何石膏だけでなく、カラフルなパッケージのお菓子などを部員で持ち寄り、モチーフを組み立てました。


画面となる支持体はB4のケントボードを用意し、受講生の方にはペンや絵の具、色鉛筆などの好きな画材を持参していただきました。


私たち部員も受講生と同じようにさまざまな色や画材を使ってデッサンをしましたが、とても新鮮な気持ちで取り組むことができました。



ものに付属する影と地面に落ちる影の描き分け方や、短い時間でデッサンをするときは描いては消してを繰り返さずに、一度描いたものの上から描き足していくということを先生からアドバイスしていただきながら、試行錯誤をしてモチーフを捉えていきました。


受講生も部員も時間を忘れてしまうほど集中して取り組んでいました!





さて、ここで受講生と部員の作品の一部をご紹介します!

鉛筆や絵の具、ペンで描いたものなど、どれも個性的な作品ですね!










《体験入学を通して》


受講生の方々は、最初は少し緊張している様子でしたが、授業体験でもクラブ体験でも自分の感じたままを素直に、瞬発的に作品を作っていて、遊び心が溢れるような、素敵な作品ばかりでした。


体験の中で受講してみてどうだったかを聞いてみると、「とても楽しかった」「親身になってアドバイスをしてくれた」「学校の授業や美術部のことが知れて嬉しかった」などのお言葉をいただきました。☺️


私たちもこの体験を通して、絵の描き方に決まりはなく、自信を持って自分だけの答えを探していくことが大切なのだと気付かされました。

受講生の元気いっぱいに画面に向かう姿を自分の小さい頃に重ね、好奇心を持って楽しみながら描くことで、人を惹きつける良い作品ができていくということを改めて感じました。


初心にかえって、楽しみながら自分だけの描き方を模索し、これからも作品を作っていきたいです!





さらに、今月の7月31日(日)には、受験生向け体験イベント「学校体験〜夏祭り〜」を開催する予定となっています!🎉


今回の体験よりレベルアップさせたものをご用意したいと思っておりますので、ぜひご予約をお待ちしております。



受講生の皆さん、今回は美術の体験に参加していただき、ありがとうございました!✨