ごきげんよう、瀧野川女子学園 美術部です。
私たちは8月1日(日)に本校で行われる体験入学に向けて、準備を進めています。
美術部の体験入学の講座名は「Original アートパネルづくり」です!
この講座では、美術部員があらかじめ作っておいた正方形のパネルにオリジナルステンシルシートを使用し、その上からスポンジブラシでポンポンとペイントしていきます。
様々な形をどのように配置配列して構成していくかを考え、色や図の組み合わせで変化していく雰囲気を感じるなど、楽しくペイントをしながら学習することができます。
今回の講座で私たちは受講生の方にペイントの仕方を教えたり、アドバイスをする立場となるため、部員全員で講座内容をマスターするための勉強会を行いました。
過去の体験入学の様子をまとめたムービーを鑑賞して会場の雰囲気を学び、当時の様子をOGの先輩や、顧問の先生に伺いました。
先日、パネルと同じサイズのケント紙で試作品制作を行い、ステンシル技法を体験しました。
ステンシル技法とは型抜きシートを使ってプリントをすることです。
日々体験入学に向けての意識を高めています。
〈試作品制作の様子〉
カラフルでキラキラした遊園地。
たくさんのアトラクションに笑顔で遊ぶ子供たち。
賑やかな色の子も、ちょっと寂しい色の子もみんな一緒に遊んでいる。
そういったイメージで制作をしました。
全体的な鮮やかさの中に様々な色を使い、
それぞれ持っているものが違う子供たちを表現しました。
夏のロマンチックなひと時をイメージで制作しました。
夏祭りでのデートという感じが出るような色合いを考えました。
お花に水滴がついているのをイメージし、
メインのお花が目立つように見せたいので、
周りにある茎や水滴の色を考えながら制作しました。
冷たい感じの爽やかさと、お菓子のようなポップ感をイメージして作りました。
当初はブドウグミみたいな感じを予想しておりましたが、
制作中にイメージが変わりました。
横断歩道上での人が交わっているところをテーマにしました。
制作する上で色の濃淡、余白を作り綺麗にすっきり見えるように
意識し取り組みました。
見ていて落ち着くようなデザインにしたかったので、
自然を思わせる緑と太陽や自然の光をイメージしたオレンジ、
黄色を中心にデザインしました。
大きな丸を紙からはみ出るように描いたり、
欠けさせたりステンシル素材の配置にも工夫をしました。
寒色と暖色をきれいに
調和させるぞという密かな目標も立てながら配色にこだわりました。
ワクワクするような楽しい感じを表現しました。
スポンジブラシでポンポンする力加減を考え制作しました。
〜実際に試作品制作をして〜
使用する形、色、その配置配列の形式が部員によって様々あり、個性豊かな作品が出来上がりました。
どのような構成にするかを考えたり、イメージを決めてから制作する部員もいて、それぞれが楽しんでペイントすることができました!
赤・青・黄の三原色と白の絵の具を混色して自分の好きな色を作ったり、スポンジブラシに加える力の加減で絵の具の表情が変化していく様子が分かり、アナログならではの楽しさを発見することができました。
スポンジブラシに水分を含ませ過ぎるとステンシルシートの内側から滲み出てしまい、綺麗な形にペイントすることが出来なかったり、短い時間の中で作品を完成させることが難しいと感じました。
そのため、今回の経験を活かし、当日は注意をしながら受講生の方にアドバイスをします!
美術部の講座は学園のホームページからご予約いただけます。
皆さんにお会いできる日が楽しみです。
たくさんのご参加お待ちしています。