ごきげんよう。
瀧野川女子学園高等学校 美術部です。
私たちは今年の2月に開催される第68回全日本学生美術展への出品に向けて、去年の12月から今年の1月末まで制作を行ってきました。
また、この公募展から私たち1年生は初めて油絵に挑戦しました!
そして今月の5日にその審査結果が郵送にて届き、1名【佳作】2名【入選】という結果となりました✨
本日は出品した3点の作品の制作風景をご紹介します。
〜全日本学生美術展について〜
この公募展は、1956年、優れた才能の子供達を世に送り出すために各美術団体の気鋭画家と全日本学生書道連盟理事の柳田氏が開催した美術展です。
美術部はその年の活動の成果を試すため、必ず美術部員全員で毎年この公募展に挑戦しています!
〜 制作の様子 〜
光と影や視点などの画面の状況設定を理解していきながら描き進めていきました🎨
佳作 1年生Sさん「 入園式の帰り道 」 F30 油彩
〈 取り組んだ感想 〉
初めての油絵で、先生に描く手順を教わりながら少しずつ色を乗せていきました。油絵をする時に最初はデッサンをする様に色を乗せることや画面と自分の身体の距離が近いと客観的に自分の絵を見れなくなることなど先生からたくさんなことを学んで取り組みました。もっと画面に向きあいたかったことが心残りです。
入選 1年生Tさん「commute」 F30 油彩
〈 取り組んだ感想 〉
油絵は初めてだったので、どういう時にどの油を使うのか描き始めはどうしていけば良いのかなど、わからない事が多く苦戦しました。絵の具を塗る道具も、一つのものだけでは質感やタッチの面白みが欠けてしまったりするので場所ごとに道具を変えたりしました。また画面を動かしていくために青やピンク、黄色など実際の資料にはない色の絵の具を思いっきって画面に置いていったりと、初めての油絵でも新しいことにチャレンジできました。
入選 1年生Hさん作「living」 F30 油彩
〈 取り組んだ感想 〉
初めて油絵に挑戦して、どの油をどのくらい使うか、描き進め方などわからないことがたくさんある中で探り探りの制作だったので時間をたくさん使いましたが、いままで使ったことのある絵の具や用紙では見たことがない表情があり、油絵の具の良さに気づくことができたと思います。油絵の製作を通して学ぶことがたくさんあったのでそれを次に生かしていきたいです。
第68回全日本学生美術展は2月12日(月祝)~18日(日)まで、上野にある東京都美術館にて開催されます。展示作品は推奨、特選、佳作を受賞した作品です。
※日時指定事前予約入場制になります。
次の記事では私たちが出品した作品についての紹介や、第68回全日本学生美術展で受賞された作品を鑑賞しての感想をご紹介します。お楽しみに!