2024年8月24日

第11回あかつき祭 ポスターデザイン決定!

ごきげんよう。

瀧野川女子学園中学高等学校 美術部です。


私たちは、5月頃からエスキースやラフなどの制作を行い、水張りをしたパネルに本書きをし、6月上旬頃に行われるコンペまでに作品を完成させられるよう、一生懸命取り組んでいきました。そして今年も毎年恒例、副校長先生の審査により無事、ポスターデザインが決定致しました!!




決定したポスターデザインはこちらです!



《 作者コメント 》

無限大の空に鮮やかな彩雲とイルカを描きました。

彩雲は生徒それぞれの個性を表していて、イルカはあかつき祭当日、

生徒達が楽しく一生懸命になる姿をイメージしました。




〈 制作後の各部員達の感想 〉


Tさん

去年から今年と2回あかつき祭ポスターデザインを経験しましたが、作品制作や活動を通して、自分の絵の特色を段々と掴めてきたのか、今回のポスターデザインは前回よりも迷いなくかけました。ただ、デザインを作った後に煮詰めていく作業があまり出来ていなかったと思います。

また、他の部員の絵を見たり、意見を出したりする中で、テーマに対しての様々な捉え方や表現があるのだと改めて刺激を受けました。


Hさん

近年のあかつき祭はテーマが同じで先輩方がデザインした過去のポスターと被らず、デザインするのが大変でした。新入部員と初めての制作だったので、去年とはまた違った環境で制作に取り組めてよかったです。


Sさん

去年と続き、あかつき祭のポスターデザイン制作は2回目になりましたが、去年より水張りなどの作業ができる様になりました。

昨年より色塗りを丁寧に落ち着いて塗る事ができました。

また、部員も増えてきて、皆頑張ってポスターデザイン制作をしているのを見るといい刺激になりました。


Oさん

昨年、受験生として参加したあかつき祭を今度は私が在校生として参加できることに大きな喜びを感じながら気持ちを精一杯込めて、エスキースやパネル制作に取り組みました。部員全員で楽しく笑顔で取り組み、時には壁にぶつかって悩みながらも時間をかけて制作したことは、かけがえのない思い出となりました。これからも、もっともっとパワーアップして部員同士、お互いに刺激し合ったり学び合ったりしていきたいと思います。在校生として初めて迎えるあかつき祭、全力で楽しみながら頑張っていきたいです!


Mさん

去年は受験生としてあかつき祭にきていて、美術部の展示は印象に残っていたので、自分の作品を展示できることはとても嬉しいです。部員のみんなと協力して制作していくのは楽しいですし、みんなのエスキースや作品を見たり作成過程を見たりして、こんな描き方もあるのか、もっと頑張ろう、といった気持ちになれます。

部員同士でアドバイスをし合っていて、より良い作品が作れてると思います。


Iさん

初めて大きなパネルに絵の具で絵を描きました。大きなキャンバスにバランスよく構図を考えるのは想像以上に難しく、全体のバランスを意識しながら描くことの重要さを学ぶことができました。

また、他の部員の絵を見て意見を出し合ったりと、良い刺激になりました。


Kさん

初めて美術部に入り、絵の具やまだ使ったことのない筆に触れて活動し始めたのはポスター制作の時でした。エスキースやレタリング、水張りなど初めてやることが多くて大変でしたが、完成した絵を先輩や先生に見てもらい綺麗な色の置き方や描き方を教えてもらいとても勉強になりました。




現在私たちは、あかつき祭に向けて校内装飾の準備を行っています。正門付近に飾るゲート支柱や体育館回廊ショーケースの装飾などがありますが、これからも協力して活動を行っていきたいと思います!


 

2024年8月10日

第11回あかつき祭 ポスターデザイン制作!

ごきげんよう。

瀧野川女子学園中学高等学校 美術部です。


今年から中学生も入部できるようになり、新中学生3年生、新高校1年生が入部しました。

新しい部員も増え、環境が変わって初めての活動は本学園の一大イベントである、あかつき祭コンセプトデザインの制作です。


あかつき祭のテーマである「我ら乙女、無限大」をどのように表現していくのか一人ひとり考え、それぞれのあかつき祭への思いを込め、全力で楽しみながら制作をしました。


このブログでは、今年のコンセプトデザインを決めるためのポスター制作の様子についてご紹介します。



〈 ポスターデザイン制作の様子〉


〜水張り〜


紙をまっすぐに張り、ポスターを描きやすくするために水張りをします。

水張りはなるべく中に空気が入らないように注意しながら張りました。



〜エスキース〜


デザインを制作するうえで、今年のテーマから着想した事柄を整理して作品のイメージを構築していくためにエスキースを行います。

部員それぞれが、学校の明るく優しい雰囲気を出せるように頑張りました。



〜下書き〜


着彩の前に下書きを行います。

下書きではエスキースで描いたものをしっかりと見て、大きなパネルに写した時でも同じバランスや雰囲気になるように気を付けて描きました。



〜レタリング〜


文字をバランス良く配置するためにレタリングをします。

レタリングは参考画像を見て、先生や先輩方からアドバイスをいただき、一つひとつの文字を綺麗に描くことを重視して行いました。

描き終わった下書きを遠くから見て構図が悪くないか、文字の配置場所がずれていないか確認して必要に応じて修正を行いました。



〜着彩〜


着彩では自分たちで描いたエスキースの通りにアクリル絵の具で色をのせ、先輩や先生方からたくさんのアドバイスをいただきながら描き進めていきます。


あかつき祭ポスターデザイン制作を通して少しずつ自分たちが磨かれ、成長を感じ合える貴重な時間を過ごせました。

お互いの作品を見て感想を言い合ったり新たなことを学んだり協力したりして、良い経験を得ることができました。



次回は決定したポスターデザインについてご紹介します。

お楽しみに♪


2024年8月9日

2024年度 第1回 デッサン教室を実施しました。

ごきげんよう。

瀧野川女子学園中学高等学校 美術部です。


5月18日(土)と5月25日(日)に第1回目のデッサン教室を行いました。



第1回目は「幾何形体を描く」です!

2チームに分かれ約3時間「幾何石膏」をモチーフに描いていきました。



〈 当日の様子 〉

まず、最初に顧問の石川先生による、デッサンや鉛筆の削り方についての説明が行われました。参考作品や実演などを行ってデッサンとは何か、鉛筆をどのように削っていくのかを知っていただきました。





また、今回のモチーフの幾何石膏を描く上で、「幾何形体」とはどんなものを指すのか知っていただくため、部員達が身近に存在する様々な物を撮影して紹介を行いました。



そこから、実際に鉛筆を削っていきます!

部員がその時に鉛筆を一緒に削ってみたり、削るコツを伝授したりとお手伝いしました。



デッサンを始める前に丸や直線、曲線などのデッサンのモチーフを描くために必要な鉛筆の動きを練習し、実際にどう描いていくかイメージを作っていきました。



いよいよデッサンの始まりです!

先程行った腕の動きを使って大まかに幾何石膏の形を捉えていきます。

そこから光影やタッチを用いてそのものらしい質感にしていきます。先生や部員も受講生に鉛筆の持ち方や塗り方を教えたり、画面をどう進めていくのか、アドバイスをしたりしてサポートを行いました。



制作が始まると受講生の方だけでなく新入部員も集中してデッサンに取り組んでいました。




〈 準備の様子 〉

みんなでデッサン教室に使う鉛筆セットを流れ作業で準備しています。

新しく入った部員との初めての共同作業でした!

最後は箱に入れて、これで鉛筆セットの準備は完成です。


普段はあまり手入れをしないイーゼルもイベントに向けて綺麗にお掃除しました!


教室モチーフの幾何石膏が全員に見やすい様イーゼルを並べました。




〈 幾何石膏デッサン教室を経験した部員の感想 〉


中学3年生 Kさん

初めてのデッサン教室で用意する道具やその個数などをしっかりと覚えること、色々と大変でしたが受験生の皆さんと触れ合い、アドバイスをする時などに少しでもお話できたことがとても嬉しかったです。そして皆さんが楽しくデッサンをしている姿やその描き方などを見て自分の描くデッサンと深く見つめ直すことができました。



高校1年生 Iさん

受験生の皆さんと触れ合うのは今回が初めてでとても緊張しました。デッサンだけではなく受験生達の作品や鉛筆削りにアドバイスをしたり、準備や片付けで注意することがたくさんあったり学ぶことがたくさんありました。

また、受験生の方々の作品が上手く自分の絵についての向上心も刺激されました。



高校1年生 Oさん

入部して初めてのデッサン教室でした。受験生の方々と触れ合うことは、とても楽しかったですし良い刺激となりました。皆さんが楽しそうに伸び伸びとデッサンをしているところを見ることができて嬉しくなりました。デッサン教室が終わる時間が近づくにつれてちょっぴり寂しくなってしまうほど楽しかったです。初参加の方も、ご来校したことがある方も、次回のイベントへのご参加を心よりお待ちしております。



高校1年生 Mさん

入部して初めてのデッサン教室で緊張しました。なかなかテキパキ動けなかったり、分からないことがあったりと少し大変でした。ですが、参加してくれた方々は楽しそうにしてました。デッサンにも意欲的に取り組んでいて、質問もしてくれました。私自身も幾何形体を描いたことがなかったので、良い経験ができたと思います。



高校2年生 Sさん

幾何石膏のデッサンは初めてで、立方体や角柱、球体の質感の違い、石膏と布の質感の違いを感じながら楽しく描けました。受講生と接する時間は教えることだけじゃなく教えられたこともあり、ためになったことがたくさんありました。



高校2年生 Tさん

初めてのデッサン教室は、去年の体験イベントとはまた違って部員も実際に体験します。そのため、受講生の作品を鑑賞したり、アドバイスをしたりしていく中で自分のデッサンを良く見つめ直す事ができました。

また、受講生の皆さんに楽しんでいただけて嬉しかったです。

これらの経験を次回のデッサン教室でも生かしていきたいと思いました。



高校2年生 Hさん

初めてデッサン教室を経験しましたが、たくさんの人数で行うイベントだったので準備がとても大変でした。

新入部員が入ってきて初めての活動だったこともあり、当日もなかなか思ったように動けないことがあったのですが、受講生の方々に楽しんでいただけたので良かったです。



来月の9月も引き続き、静物画を描くデッサン教室を行います。

私たちと一緒に楽しくデッサンを学びましょう!



デッサン教室についてのご案内はこちらから


第3回 デッサン教室