ごきげんよう。
瀧野川女子学園中学高等学校 美術部です。
《 鑑賞の様子 》
中学生から高校生までたくさんの作品が展示されていて色々な世界観を楽しむことができました。会長賞や朝日新聞社賞、奨励賞、特選に選ばれていた作品は自分ではできない技法、圧倒的な細かさ、その作品から感じられる空気感などさまざまなことを感じられました。
本校代表者の作品も鑑賞しました。飾られた自分たちの作品だけの時と他校の方の作品も並んでいるときでは雰囲気は違く新たな課題と発見ができたと思います。


今回、「第53回 東京私立中学高等学校生徒写真・美術展」に出品した4点の作品を紹介します。
~ 作品紹介 ~
特選
大好きなケーキが私を誘惑する。食べたい…
食べたいけど今日はやめておこう。いつもケーキを前にすると欲求に満たされたい気持ちと抑える気持ちが戦っている。
入選

中学生の頃から私には2人の親友がいます。今でも連絡を取ったり、遊んだりしています。2人は私がどれだけ弱くて情けなくても中学一年生からずっとそばにいてくれました。2人には私には勿体無いぐらいのたくさんの思い出をくれました。私は2人が笑ってる顔が世界で一番好きです。なのでたくさんの思い出をくれた2人の顔を絵として残したいです。

高校1年生 Fさん 『 現在から未来へ 』 油彩画 F20号
普段の自分の日常を頭の中で想像したものを描きました。
池の中に水没して傾いている鳥居は不安定な状態(気持ち)を表しています。地面に固定されており、不安な状態から抜け出せていない様子です。水面から差し込む太陽の光は自分自身に語りかけている希望の言葉を表しています。
鳥居の奥は未来の自分が待っている。今の自分をどんどん変えて成長していきたいという思いを込めています。

高校3年生 Hさん 『 Pale Yellow 』授業課題より 油彩画 F15号
自分自身を見つめ直し、克服するために制作しました。
自分を決めつけないことで広がる可能性があると信じています。
〈 制作してみての感想 〉
1年生は初めての公募展と油絵に挑戦しました。少ない期間での制作でしたが、油絵の使い方や搬入、搬出の仕方などさまざまな経験を得られたと思います。
次の公募展は第70回全日本学生美術展に向けての制作となります。今回の作品制作の中で学んだ事を次の作品制作で活かせるように日々、努力していきます。































