ごきげんよう。
瀧野川女子学園中学高等学校 美術部です。
5月18日(土)と5月25日(日)に第1回目のデッサン教室を行いました。
第1回目は「幾何形体を描く」です!
2チームに分かれ約3時間「幾何石膏」をモチーフに描いていきました。
〈 当日の様子 〉
まず、最初に顧問の石川先生による、デッサンや鉛筆の削り方についての説明が行われました。参考作品や実演などを行ってデッサンとは何か、鉛筆をどのように削っていくのかを知っていただきました。
また、今回のモチーフの幾何石膏を描く上で、「幾何形体」とはどんなものを指すのか知っていただくため、部員達が身近に存在する様々な物を撮影して紹介を行いました。
そこから、実際に鉛筆を削っていきます!
部員がその時に鉛筆を一緒に削ってみたり、削るコツを伝授したりとお手伝いしました。
デッサンを始める前に丸や直線、曲線などのデッサンのモチーフを描くために必要な鉛筆の動きを練習し、実際にどう描いていくかイメージを作っていきました。
いよいよデッサンの始まりです!
先程行った腕の動きを使って大まかに幾何石膏の形を捉えていきます。
そこから光影やタッチを用いてそのものらしい質感にしていきます。先生や部員も受講生に鉛筆の持ち方や塗り方を教えたり、画面をどう進めていくのか、アドバイスをしたりしてサポートを行いました。
制作が始まると受講生の方だけでなく新入部員も集中してデッサンに取り組んでいました。
〈 準備の様子 〉
みんなでデッサン教室に使う鉛筆セットを流れ作業で準備しています。
新しく入った部員との初めての共同作業でした!
最後は箱に入れて、これで鉛筆セットの準備は完成です。
普段はあまり手入れをしないイーゼルもイベントに向けて綺麗にお掃除しました!
教室モチーフの幾何石膏が全員に見やすい様イーゼルを並べました。
〈 幾何石膏デッサン教室を経験した部員の感想 〉
中学3年生 Kさん
初めてのデッサン教室で用意する道具やその個数などをしっかりと覚えること、色々と大変でしたが受験生の皆さんと触れ合い、アドバイスをする時などに少しでもお話できたことがとても嬉しかったです。そして皆さんが楽しくデッサンをしている姿やその描き方などを見て自分の描くデッサンと深く見つめ直すことができました。
高校1年生 Iさん
受験生の皆さんと触れ合うのは今回が初めてでとても緊張しました。デッサンだけではなく受験生達の作品や鉛筆削りにアドバイスをしたり、準備や片付けで注意することがたくさんあったり学ぶことがたくさんありました。
また、受験生の方々の作品が上手く自分の絵についての向上心も刺激されました。
高校1年生 Oさん
入部して初めてのデッサン教室でした。受験生の方々と触れ合うことは、とても楽しかったですし良い刺激となりました。皆さんが楽しそうに伸び伸びとデッサンをしているところを見ることができて嬉しくなりました。デッサン教室が終わる時間が近づくにつれてちょっぴり寂しくなってしまうほど楽しかったです。初参加の方も、ご来校したことがある方も、次回のイベントへのご参加を心よりお待ちしております。
高校1年生 Mさん
入部して初めてのデッサン教室で緊張しました。なかなかテキパキ動けなかったり、分からないことがあったりと少し大変でした。ですが、参加してくれた方々は楽しそうにしてました。デッサンにも意欲的に取り組んでいて、質問もしてくれました。私自身も幾何形体を描いたことがなかったので、良い経験ができたと思います。
高校2年生 Sさん
幾何石膏のデッサンは初めてで、立方体や角柱、球体の質感の違い、石膏と布の質感の違いを感じながら楽しく描けました。受講生と接する時間は教えることだけじゃなく教えられたこともあり、ためになったことがたくさんありました。
高校2年生 Tさん
初めてのデッサン教室は、去年の体験イベントとはまた違って部員も実際に体験します。そのため、受講生の作品を鑑賞したり、アドバイスをしたりしていく中で自分のデッサンを良く見つめ直す事ができました。
また、受講生の皆さんに楽しんでいただけて嬉しかったです。
これらの経験を次回のデッサン教室でも生かしていきたいと思いました。
高校2年生 Hさん
初めてデッサン教室を経験しましたが、たくさんの人数で行うイベントだったので準備がとても大変でした。
新入部員が入ってきて初めての活動だったこともあり、当日もなかなか思ったように動けないことがあったのですが、受講生の方々に楽しんでいただけたので良かったです。
来月の9月も引き続き、静物画を描くデッサン教室を行います。
私たちと一緒に楽しくデッサンを学びましょう!
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第3回 デッサン教室