2025年12月15日

2025年 クリスマスカードデザイン原画展示

ごきげんよう。

瀧野川女子学園中学高等学校 美術部です。


今回、美術部ではクリスマス期間にかけて、部員一人一人が心を込めて作ったクリスマスカードの原画を応接室前と会議室前に展示しました。




〈 準備の様子 〉

まずは部員同士で原画の配置を決めていきます。今回選ばれたカードデザインから暖かい応援の気持ちとみんなの努力を照らしているそんな光に導かれて街をまわっているような、それぞれの物語を巡っているような展示にしようという意見をもとに配置を決めました。



展示する絵のタイトル札制作には今回1年生が初めて挑戦しました。きれいなタイトル札になるように、先輩の用意してくれたカット線からズレないよう慎重に切っていきます。


続いてクリスマスカードの原画の裏にテグスとヒートンを付ける作業です。

テグスを付ける際は基準となる長さに合わせるため、一つ一つ丁寧に行います。




〈 展示の様子 〉

副校長先生から展示場所の許可をいただき、今年は初めて応接室前と会議室前に展示することができました。準備の際に通りかかった先生や友人に素敵な作品ですね、と嬉しい感想をいただきました。


受験生方だけではなく保護者の皆様や本校の生徒、先生方にも心温まるクリスマスを感じ、楽しんでもらえたらと思います。

また、美術部の作品展示だけではなく立派なツリーも飾られ、学園内はクリスマスの雰囲気になっております。

ご来校された際には是非ご鑑賞ください。



クリスマスカードのコンペティションと制作の様子も紹介してます!

2025 Christmas Card Design


🎄過去のクリスマスカードデザインはこちらをご覧ください。

2024 Christmas Card Design

2023 Christmas Card Design


2025年12月11日

第53回東京私立中学高等学校生徒写真・美術展 作品鑑賞

ごきげんよう。

瀧野川女子学園中学高等学校 美術部です。


今回、私たち美術部は「 第53回 東京私立中学高等学校生徒写真・美術展 」に出品した作品の搬出と鑑賞をしに行きました。


《 鑑賞の様子 》

中学生から高校生までたくさんの作品が展示されていて色々な世界観を楽しむことができました。会長賞や朝日新聞社賞、奨励賞、特選に選ばれていた作品は自分ではできない技法、圧倒的な細かさ、その作品から感じられる空気感などさまざまなことを感じられました。


本校代表者の作品も鑑賞しました。飾られた自分たちの作品だけの時と他校の方の作品も並んでいるときでは雰囲気は違く新たな課題と発見ができたと思います。



今回、「第53回 東京私立中学高等学校生徒写真・美術展」に出品した4点の作品を紹介します。




~ 作品紹介 ~



特選



 
高校1年生 Nさん 『 スイーツ計画  』 油彩画 F30号

大好きなケーキが私を誘惑する。食べたい…

食べたいけど今日はやめておこう。いつもケーキを前にすると欲求に満たされたい気持ちと抑える気持ちが戦っている。




入選



高校1年生 Mさん 『 ありがとう  』  油彩画 F20号

中学生の頃から私には2人の親友がいます。今でも連絡を取ったり、遊んだりしています。2人は私がどれだけ弱くて情けなくても中学一年生からずっとそばにいてくれました。2人には私には勿体無いぐらいのたくさんの思い出をくれました。私は2人が笑ってる顔が世界で一番好きです。なのでたくさんの思い出をくれた2人の顔を絵として残したいです。





高校1年生 Fさん 『 現在から未来へ  』 油彩画 F20号


普段の自分の日常を頭の中で想像したものを描きました。

池の中に水没して傾いている鳥居は不安定な状態(気持ち)を表しています。地面に固定されており、不安な状態から抜け出せていない様子です。水面から差し込む太陽の光は自分自身に語りかけている希望の言葉を表しています。

鳥居の奥は未来の自分が待っている。今の自分をどんどん変えて成長していきたいという思いを込めています。





高校3年生 Hさん 『 Pale Yellow  』授業課題より 油彩画 F15号


自分自身を見つめ直し、克服するために制作しました。

自分を決めつけないことで広がる可能性があると信じています。



〈 制作してみての感想 〉

1年生は初めての公募展と油絵に挑戦しました。少ない期間での制作でしたが、油絵の使い方や搬入、搬出の仕方などさまざまな経験を得られたと思います。

次の公募展は第70回全日本学生美術展に向けての制作となります。今回の作品制作の中で学んだ事を次の作品制作で活かせるように日々、努力していきます。