ごきげんよう。
瀧野川女子学園高等学校 美術部です。
まだまだ厳しい寒さは続きますが、そんなあなたにホットなニュースをお届けします!🔥
上野 東京都美術館で開催していた「第66回全日本学生美術展」を見に行ってきました!
そして、その翌日に行われた授賞式🏆の様子についてもご紹介します!
~会場の様子~
幼稚園生から大学生までの幅広い年齢、そして全国各地から集められた作品が、壁一面に飾られていました。
みんな絵を食い入るように見ていて、自分が描いた絵との違いを考え、そこから新たな反省点も見つけることが出来ました。
すごい!と思ったり、悔しい!と思ったり、もっと頑張ろう!と改めて意気込んでいたりと、作品を観てさまざまな感情を部員たちは抱いたようです。
思ったことはそれぞれ違いますが、普段とは違った角度からの刺激を受けて、これからの活動へ向けてのエンジンをかけられました!
【内訳】
応募総数 6,906点 《仮縁の部 2,093点 台紙の部 4,813点》
推奨 102点
特選 203点
佳作 1,126点
(私たちは仮縁の部に出品しました。)
~受賞作品紹介~
推奨
1年生 「鎮座」 S8号 アクリル
あら
ここにもひとつ、ふたつ
いいかげんにしてくれ!
特選
2年生 「HAPPY」 F30号 油彩
食べ物が大好きなサーカス団たち
今夜は食べ放題
さあ!はじめよう
1年生 「ちいさなしあわせ」 F25号 油彩
何気ない日常の一こま
妹たちの成長を感じることが出来るしあわせ
においや温もりを感じるしあわせ
佳作
2年生 「ヒヤ」 P15号 油彩
ヒンヤリとした空気の中で、違う世界になったみたいな、
静かな街に溶け込む庭を、ヒヤヒヤとしながら描いていました。
そんなヒヤっとした空気の中で、
家から漏れていた人工的な光のあたたかさに注目し描きました。
こちらは受賞者のノリノリの様子です...!
この大ジャンプのように、今後も飛躍していけるよう頑張ります!
翌日、18日には推奨と特選を受賞した3名が授賞式に参加しました。
~授賞式の様子~
表彰状を渡されたとき、マスク越しにも緊張が伝わってきましたが、貰った後の嬉しそうな表情は忘れられません。頑張ってきたことがこうして賞という形で残すことができ、一部員として、とても嬉しいことです☺️
受賞者はどんな気持ちで賞状を受け取ったのか、そして制作中の気持ちなどを伺ってみました!
~授賞式に参加した3名にインタビュー🔎~
〇授賞式に出ての率直な気持ちを聞かせてください。
I.C:緊張もありましたが、嬉しいという気持ちが大きかったです。賞状の受け取り方に戸惑いました!
K.A:とても緊張しました!賞状を渡してもらう時に改めて賞をいただいたんだなと実感し嬉しかったです!
S.M:名前を呼ばれた瞬間とても緊張しましたがしっかり壇上の上に立つことが出来たのでよかったです!改めて賞を取ったことに実感しました。
〇今回の制作で、なにか成長したと思うことはありますか?
I.C:自分の作品に自信を持てるようになったことと、今好きなことをさせてもらえる環境に感謝出来るようになりました。
K.A:最後まで諦めないで描こうという意思の強さを学び途中で辞めてしまわないように根気よく描き続ける力がついたのかなと思います。
S.M:私は諦めてすぐに辞めてしまう癖がよくあり、今回自分で努力することを目標に制作しました。そのおかげで少しずつ上達してきた気がします。
〇最後に今後の意気込みをお願いします!
I.C:自分の描きたいことやものを好きなように楽しんで描いていきたいです!
K.A:今回学んだことを忘れないように自分の中のベストを尽くしていきます!
S.M:これからも努力する気持ちを忘れずに自分らしい絵を描き続けたいです!
第66回全日本学生美術展は、昨年末から搬入日の今年1月下旬まで、年を跨いで制作をしてきました。
制作中は、それぞれが自分の主題と真剣に向き合っていて、賞をとれなかったひとも、とれたひとも、みんな得たものがあると思います。
今回の公募展は今年初めて参加した公募展でした。だからこそ、制作をした後の反省などをしっかりして、これから1年間の活動に勢いをつけていきたいです!